DICエステートが
千葉県⽴特別⽀援学校 市川⼤野⾼等学園への保護者⾒学会を開催

1月29日、DICエステートは、千葉県立特別支援学校市川大野高等学校への保護者見学会を開催し、保護者17名と教員2名の19名が参加されました。当日は、会社概要についての説明とメール室の集配業務および給茶機保全業務の職場見学を実施しました。
見学会に先立ち、永井寛社長は「障がいは一つの個性。私たちも含めて、人には強みも弱みもあります。DICエステートでは、一人ひとりと向き合い、各人にあわせた目標を設定し、達成を繰り返すことで入社後も成長を促しています。社会人として、会社に貢献できる人財を求めています。そのためのサポートは全力で行います」と述べられました。
会社概要については古田昌作業務サポート部長が行い、担当する業務や一日の流れについて説明するとともに、受け入れ態勢として職場で正しい知識と理解を深めるためにDICエステート社員の「精神・発達障がい者しごとサポーター養成講座」受講等、会社としての積極的な取り組みや、今後さらに活躍できる場やキャリアアップのために会社として考えていること等も紹介しました。

~永井寛社長~
~永井寛社長~
~古田昌作業務サポート部長~
石塚祐音さん
~石塚祐音さん~

メール室に勤務する石塚祐音さんは、入社3年目となる自身が担当する業務や会社への想いについて発表。「私自身、時には周囲の状況を正確に捉えられずに判断することもあり、失敗をしてしまうこともありますが、失敗を恐れては、私自身を磨くことは難しく、成長も出来ません。まだまだ、未熟ではありますが、このような私に、若手のけん引役や指導者としの使命を与えて下さったことに責任とやりがいを感じる日々です。今後の目標は、障がいの有無や性別にかかわらず、皆が活躍できるメール室をつくり、更に活気に溢れた職場とし、DICグループの一翼を担う事です。同時に、周囲からの更なる信頼を得られるように、今後も日々仲間と切磋琢磨しつつ精進していきたいです」と抱負を語りました。

質疑応答では、保護者から「メール室に入った際に、メールバッグが各階ごとに色分けされており、文字情報だけでなく視覚的に作業のしやすい環境であったことに驚きました。さすが色の会社だと思いました」、「給茶機保全の作業では所作が美しく驚きました。社員のレベルがとても高く感じましたが、入社時は実際のところどうだったのでしょうか?」など感想や質問が寄せられました。また、進路指導部の前原聡子教諭からは、「一つの業務を細かく分析し、確実にスモールステップを踏んで成長につなげる取り組みに、保護者の方も安心されたのではないかと思います」とコメントをいただきました。

DICエステートでは、特別支援学校に向けて年間を通して見学会やインターシップの受け入れを行っています。これらを通じ、等身大のDICグループを伝え、理解を深めていただいた上で進路先として考えていただける機会としています。

説明会の様子
~説明会の様子~
~給茶機保全業務を行う海老名和大さん~
~給茶機保全業務を行う海老名和大さん~