DICエステートが
横浜市立二つ橋高等特別支援学校の進路研修会の会社見学会に協力
2024年7月31日、DICエステートは、横浜市立二つ橋高等特別支援学校の進路研修会に参加する先生8名への見学会を開催しました。
同見学会は、学生の進路を考える研修の一環として、企業見学を行い、障がい者雇用に関する考え方や環境を聞くことで進路に対する知識や心構えを深めるために実施されています。
見学会に先立ち、馬場庸子社長は「DICグループは、“彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに-Color & Comfort-”を経営ビジョンに掲げております。世界60を超える国と地域での事業展開を行い、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、一人ひとりの特性を活かして、個々の能力を最大限に活かせる職場環境づくりに取り組んでいます。DICエステートでは、社員それぞれが自ら目標を設定し、目標に向かってチャレンジをしています。一歩一歩課題を達成することで、成長実感が得られるように人事・給与制度を整え、社員が生き生きと長く働ける職場を、社員と共に作っているところです」と述べられました。
その後、会社概要の説明やインターンシップで行う実習内容などを紹介し、本社サポートセンターの集配業務およびカフェ業務の見学を実施しました。
集配業務では、横浜市立二つ橋高等特別支援学校の卒業生である森本拓実さんが説明を行いました。先生から「問い合わせなど判断に迷った際はどのように対応されますか?」という質問があり、森本さんは「わからない際は、安易に答えずに、連絡先を伺い、職場に持ち帰り正しい処置を確認して返答するようにしています」と回答しました。
カフェ業務では、田原玲奈さんが運営についての説明を行いました。習熟度の異なるチームをまとめる際の工夫については「毎日、できたことと、難しかったことを話し合います。運営の際は、自信を持ってもらえるように、できることを手伝いすぎないように、任せるように努めています」と話しました。先生からは「チームで意見がまとまらない時は どうしていますか?」という質問が寄せられ、田原さんは「一人ひとりの意見をできるだけ活かしたいので、意見を組み合わせたり、チームの納得感を大事にしています」と答え ました。
見学会に参加した先生からは、「学生の時からさらに成長した姿を見ることができて、とても嬉しかった」、「仕事に対する誇りや自信を感じ、とても頼もしく感じました」、「安心して、送り出せる会社だと思いました」等、喜びや感謝の声をいただきました。
DICエステートでは、特別支援学校に向けて年間を通して見学会やインターンシップの受 け入れを行っています。これらを通じ、さまざまな企業を知るきっかけの提供と等身大の DICグループを伝え、理解を深めた上で進路先として検討をいただく機会としています。